私とTOKIO

私にアイドルを応援することが楽しいと教えてくれたのは紛れもなくTOKIOである。

 

 

数多くのアイドルがいる中で、何故当時アラサ―のTOKIOを選んだのかきっかけは覚えていないが、歌手として歌っている姿も、タレントとしてバラエティで身体を張っている姿も、役者として演技をしている姿も全て魅力的で、全員かっこよかった。気が付けば90年代にリリースしたCDをかき集めていたり、日曜19時や金曜23時*1が楽しみで、日々彼らに夢中になっていた。

 

現在は、後輩のオタクをしているが、ファンクラブは継続してるし、番組も全てではないがチェックしているし、コンサート*2も行っている。TOKIOがいなければ現在の自担にも出会えなかっただろう。

数えきれないくらい感謝している存在だ。

 

そんな彼ら、TOKIOには幸せな人生を送って欲しい。自担には結婚を望んでいない*3のだが、彼らの恋愛や結婚、父親になったという話は大歓迎だ。あんなに素敵な人たちが恋人だったり、旦那だったり、父親だなんてとても羨ましい。

我ながら気持ち悪いが、それくらい私にとって特別な存在なのである。

 

 

 

だからこそ、今回の事件を許してしまう、なんてそんなことはしない。この2日間、頭が真っ白でどうしてよいか全くわからなかった。土砂降りの雨の中で読んだネットニュースのタイトルが忘れられない。夢なら早く覚めて欲しい。

プライベートを探る気は全くないが、長年オタクをやっていると真偽はともかく、週刊誌やインターネットでプライベートを知ってしまうことがある。ある程度酒癖悪いくらいは知っていた。でも私の中の彼は、そんな事をするはずがない人間だったから、半分嘘だと思い今まで生きていた。今回の件で、私の見てきたものを全て否定された。現実はそんな甘くなかった。しかしこんな私なんかより、被害者の心境はもっと辛かっただろうと思うと胸が詰まる。

 

 

何よりも、TOKIOの幸せをメンバーが壊してしまったということが本当に辛い。メンバーだけではない、彼らの築いてきた関係も壊してしまった。たった2日間だけど謝罪の言葉も、涙ぐむ顔ももう見たくない、でも私の知らないところでも彼らは謝り続けているのだろう。そんなことを考えながら泣くしかない自分が嫌いになる。

 

 

 

 

 

これは、私の心の引き出しの一つなので否定されるのを前提で書いてみるが、

メンバーが、関係者が、ファンが、彼が復帰を望むのであればいつか復帰して欲しい、そう思う。私はTOKIOのベースは彼しか知らないし、グループの父親役も棟梁も彼しかいないと思っているからだ。それでも”いつか”はすぐの話ではない。長い時間をかけて自らの行いをしっかり反省して、今の病気を完治させて、何一つ偽りのない人間になってくれるなら私ももう一度彼を見たい。

そうなってくれることを、また5人の姿が見れることを一ファンとして願っています。

 

 

 

 最後に、TOKIOの両A面シングル「宙船/do!do!do! のカップリング曲に収録されている彼のソロ曲”リプライ”(作詞:HIKARI)*4からワンフレーズだけ引用させていただきます。

 

変わらないあなたの運命を敢えて祈るよ 届かない空の下で

 

*1:メントレGという番組はこの時間に放送していました

*2:正直な話、自担のコンサートよりTOKIOのコンサートの方が好きだ

*3:ごめんなさい

*4:彼のソロの中で一番好きな曲です